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アメリカのビールの安さについては以前書いたとおりです。
メキシコで飲んでいるのはMARLYN'S BEERと言うオランダ製ビールで、私が知る限り最も安い。セルベッサ好きな私はケースで買って常に20本程度冷蔵庫で冷やしています。
MARLYN'S BEERはWal-Martと系列スーパーマーケットだけが扱うビールで6缶パックが28.90ペソ(税込み)だから1缶当たり約47円。アメリカよりメキシコの方がビールは安い。あれ、でもここはメキシコ。第三世界なのに何故オランダから輸入したビールの方が安いのか理解に苦しむ。
メキシコ製のビールは安い時でも1缶当たり60円位。これはメキシコの生産能力が低いためだと思うんですが、IVAと呼ばれる付加価値税(15%)が課税されても1缶47円で売れるオランダのビールって原価はいくらなんでしょう。
※円建て価格は、2005年5月30日のペソ円換算レート(MXN=約9.7円)を参考に換算しました。
メキシコでは国内資本の三大スーパー全ての売り上げを足しても、Wal-Martグループの売り上げに及ばないそうで、Wal-Martの一人勝ち状態が問題となっています。かく言う私も毎週雑誌を買うお店がWal-Martに近いことから、食料品やら日用雑貨の買い物はWal-Martに頼ってしまっています(お客を囲い込むための立地条件など、Wal-Martのの戦略が見え隠れしますね)。
Wal-Martばかりではなく国内資本のSoriana、Comercial Mexicanaなどで売っている野菜の95%以上はパック詰めされていなくて、野菜は自分で欲しい分だけ袋に入れて購入することができます。参考にメキシコの野菜の値段はジャガイモなら1キロ90円、人参60円/キロ、タマネギ150円/キロといったところです(日本での相場は忘れてしまいました)。
日本ではパック詰めの形や色が綺麗な野菜を“日付をチェック”しながら買うのが一般的だと思うんだけど、メキシコではみんな日本では形が悪くて売れそうにないジャガイモや人参、タマネギでも全く気にせず次から次へと袋に詰めてカートに放り込んでいます。
しかし形や色が悪くても新鮮で美味しいジャガイモであれば問題ないはずなのに、パック詰めが普通で形の悪い野菜は市場に出回らない日本では、否が応でも高い野菜を買わなければならないですよね。食への安全が重視されている日本では、形が悪くても無農薬の野菜であれば買う人が増えているんだと思いますが、これまで野菜は安いものだという認識の私は、帰国後のスーパーでの反動が大きそうです。
野菜を自分で袋詰めして買うのは面倒だと言う声も聞こえてきそですが、結局は慣れや習慣の問題だと思いますが、いかがでしょうか。メキシコのような袋詰め販売ならば、キュウリ1本から買えるし、頻繁に買い物に出かける日本では喜ばれるサービスだと思うんですが...。
一方、日本では一人暮らし用に野菜を小分けにして少量販売しているところも多そうで、これは少々高くても買う消費者がいるからこそ成り立つ販売方法であるのは確かですが、そんなことを考えると消費者の要求を満たそうと努力し続ける小売業者の姿勢や木目細かなサービスは驚くべきものを感じます(メキシコでは考えられません)。
ちなみにメキシコとアメリカ・カリフォルニア州(他州もほぼ同じシステムだと思いますが確認していません)の場合、いくつかの例外を除き野菜などの食料品には課税されません。これは政府の低所得者層への配慮のためで、日本では何であろうと消費税を一律に課税されてしまいますが、高齢化などを考えても日本でも今後導入すべき課税の在り方ではないでしょうか。
メキシコに来て分かったのは、メキシコではセール・バーゲンというものがあまり一般的ではない。
メキシコに辿り着く前にショッピング天国「アメリカ」に住んでいたせいで、特にそう感じるのかもしれないけど、アメリカは年中バーゲンといった感じだった。
例えば台所用のタワシが切れた場合、クーポンで安くことを先ず思い浮かべてしまう。たぶんアメリカならどの地域でも日曜日の新聞はクーポン付広告で溢れている。おかげでアメリカで住んでいたアパートでは平日の新聞は無事に配達されても日曜日版だけは届かない(=盗まれた)ことはしばしばで、新聞が届かない度に新聞社に電話報告して今後の配達分としてクレジット(保証)をもらうことが多かった。
話が逸れてしまったけど、日本でタワシを買うのにわざわざクーポンを使うことなんて考えられないけど、クーポンを使った買い物はかなり得した気分になれる。物にもよるけど小売価格の半分以下で買えることも珍しくなく、私が愛用していたスコッチのタワシ(通常小売価格は2ドル位)を30セント、8分の1位の値段で買えるから、買い置きがあるかに関係なくここぞとばかり買い溜めしていた。
アメリカのスーパーに行くと貯めたクーポンを「え! そんなに」とビックリするほど貯めた主婦、おじさんをよく見かける。もちろん渡米したばかりの頃には何故か分からなかったけど...。
さてメキシコでのバーゲンはせいぜい20% OFF。デパートの季節の変わり目ごとのバーゲンも20% OFFがほとんどだから、バーゲン品と言うものにはめったにありつけません(個人的には過度の安売りは企業的に問題だと思いますが)。
前置きがかなり長くなってしまったが、昨日の友達家族の動向を見て何故か考えていたら、通常小売価格で買うのが当然のメキシコだから、あれ程の人間がバーゲン品を求めるかのように群がってきたんだと思う。でもメキシコに通常小売価格の制度があるのかも疑問だけど...
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